七味唐辛子の作り方


七味唐辛子は、地方、店舗によって材料や調合が変ります。

元来は呼び名も分かれます。関東では、なないろとうがらし
関西での呼び名が、しちみとうがらし、なのですが
流通のあまりの早さのせいでしょうか?

現在はしちみとうがらしと読むのが多勢です。

ときおり、「なないろをおくれ」、などと言われると、
とても頑固な先代を思い出します。

調合する原料と、その調合割合の匙加減が店の味です。

浅草鏡商店の七味唐辛子は以下の七つの調合です。

生唐辛子
熊鷹(くまたか)−日本産では最も辛味の強い品種(赤唐辛子)です。
乾燥させて、1.8mm裁断して香辛料として使います。

焼き唐辛子
1.8mmの生唐辛子をごま油で焙煎したものです。
焼くことにより辛みは落ちますが、香りが一段と良くなります。
これが入ることによって、江戸前の七味唐辛子になります。
当店のコクの主役です。

陳皮(ちんぴ)
熟したみかんの皮を干したもの。特にウンシュウミカンの果皮を乾燥させたものをこう呼ぶます。
独特の爽やかな柑橘の香りはなんとも言えませんよね。

白、黒胡麻
炒ったもの(炒りゴマ)を使います。七味唐辛子の味自体を上げてくれます。
白が3割、黒が7割で調合しています。

粉山椒
秋になると山椒の実が熟して皮が2つに割れます(割山椒)。実は固くて食べられないのですが、 皮に芳香があるのでこれを粉にして使います。ご存知、ウナギのかば焼きにかける香辛料です。
辛さも増しますが、香りが鼻腔をくすぐってたまりません。
お好きな方は、山椒きつめで!!


青海苔粉
アナアオサなどの海藻を熱風乾燥させたものです。
これがまた良いのです。
辛味の中に海の風が訪れますよ。

麻の実
カリッと噛んだときの快感と、ピリッとくる辛味が特徴です。



この七つを使い調合、そして唐辛子の分量を変える事により、
中辛、辛口、大辛(おおから)
と分類されます。

辛さを出すのが、唐辛子、焼き唐辛子、山椒です。

芳しさを出すのが、唐辛子、焼き唐辛子、山椒、チンピ、青海苔、ゴマに麻のみ、ありゃ全部ですね。
そして食感がゴマと麻の実となります。



全ての香り、風味を楽しむなら中辛

辛味の刺激を求めるなら大辛

どちらも楽しみたい方は辛口

また辛味のみを追求のハードの方には、最上の一味唐辛子を用意しております。

韓国産のように甘みもなく、みらいにストレートにくる辛さです。



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